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ナタデココから化粧品 ナノテクで紫外線カット
2007年04月24日
立教大学理学部の田渕真理准教授(ナノ分析化学)は12日までに、デザートとして人気の高いナタデココから、紫外線(UV)をカットする化粧品の開発に成功した。従来の酸化チタンなどのナノ金属粒子を使った同種化粧品と比べ安価で、金属アレルギーなどの心配もないという。
ナタデココは、ココナツミルクを酢酸菌の一種で発酵してできる。顕微鏡で見ると、菌が作る太さ約百ナノ(ナノは10億分の1)メートルの繊維が複雑に絡み合い、多数の立体的な編み目構造を構成している。
田渕准教授は、この編み目構造を細かく切断し、通常のUVカット化粧品などに使われる金属のナノ粒子の代わりにクリームに配合。編み目が何層にも重なって肌に紫外線が届くのを防ぐとともに、編み目の中に入り込んだ水分が光を反射し、「美白」効果も期待できる。
田渕准教授は「近年登場してきたナノ材料には予期しないリスクも考えられるが、天然由来のものは安全性が証明されており、今後、もっと普及するのではないか」と話し、製品化も目指している。
研究成果は米科学誌、ネイチャー・バイオテクノロジーに掲載された。
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