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信楽焼の技術でVOC除去 経産省が事業採択
2007年08月19日
経済産業省は、地域資源活用型研究開発事業として、信楽焼の技術を応用し、人体に有害な有機化合物を取り除くセラミックフィルターを開発するプロジェクトを採択した。
プロジェクトには、空調用フィルター専門メーカー「三喜ゴム」(大阪)、滋賀県立大学工学部、県工業技術総合センターが参加。開発費は一年目約二千九百万円、二年目は二千万円を見込む。県産業支援プラザが、経産省に提案していた。
計画では、三喜ゴムが開発したフィルターに信楽焼の生産技術を活用。従来のセラミックフィルターに、吸着材や光触媒をコーティング加工し、VOC(揮発性有機化合物)を吸着、分解して除去する。
VOCは、トルエンやベンゼンが含まれ、光化学オキシダントの原因の一つとされる。大気や河川などに放出されると、公害や健康被害を引き起こす。大気汚染防止法に基づく排出規制もあり、フィルターは今後、需要が期待されるという。
経産省の事業は、地域資源に新技術を加え、地域の発展と環境保全に貢献する製品の開発につなげるのが狙い。近畿地区で十九件の応募があり、うち六件が採択された。
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