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セントラル自、最新鋭ライン導入 最大8車種同時生産
2008年02月16日
トヨタ自動車グループの車体組み立てメーカー、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が、宮城県大衡村で2010年に操業を始める本社工場に、数種の車を同時に効率よく生産する最新鋭ラインを導入することが15日、分かった。
生産設備は「革新ライン」と呼ばれ、トヨタ自動車高岡工場(愛知県豊田市)で07年8月から稼働。8車種を同時生産でき、生産量の増減にも柔軟に対応する。プレスや溶接に作業ロボットを多く用い、工程数を減らすことでラインの長さを半分にして作業効率を上げる。工程ごとに品質確認でき、生産速度も速くなる。
1ラインは年間最大20万台の生産能力がある。セントラル自動車の新工場は年産12万台でスタートし、軌道に乗れば15万―20万台まで増やす。
トヨタ自動車幹部は「高岡工場の成果を新工場に反映させ、海外需要の変動に迅速に対応する緩衝機能を持たせる」と説明している。
また、新工場は省エネ、二酸化炭素削減を図るサステイナブル・プラント(持続可能な工場)とする。同プラントはトヨタ自動車堤工場(愛知県豊田市)に続き、国内2カ所目。トヨタ自動車は「みちのくにふさわしい環境配慮型の最先端工場にする」としている。
コージェネレーション(熱電併給)システムを取り入れるほか、車体の乾燥工程を省く新塗装法の導入を検討。工場敷地内に常緑広葉樹の森をつくり、工場壁面も緑化して二酸化炭素を削減する。工場の壁面は窒素酸化物や硫黄酸化物を減らす光触媒塗装にすることも考えている。
セントラル自動車は「品質を第一に考え、操業開始時は現行の12万台の安定生産を最優先に位置付ける。その上で、モデル工場の成果の中から東北に合った手法を選び、工場の機能を高めたい」と話している。
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