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ワイパーいらない? JR東海、ガラスの光触媒薄膜開発
2008年02月21日
ガラスに付いた汚れなどを光と反応して浮きあがらせ、水だけで簡単に洗い流すことができる光触媒処理で、JR東海は20日、コストを従来の半分に抑える技術を開発したと発表した。価格の壁を打ち破ったことで汎用性に弾みが付くとみており、同社では「ワイパーも不要になる」(松本正之社長)として、自動車やバスでの実用化も目指す考えだ。
光触媒は光が当たると親水性を発揮する。これでガラスを覆うと、雨水を浴びたり、水を流したりするだけで汚れが浮き上がり、さっと除去できるという。従来の原料ではガラスの下地処理が必要だったが、新技術は原料にレアメタルのニオブを使うことでこうした処理を不要にした。また、光触媒をガラスに吹き付けるのではなく、塗りつけることで、膜がはがれやすいという従来の欠点を克服した。
現在は新幹線N700系の試験車両の窓を使って汚れを落とす効果を調べる実証実験を重ねており、まずは新幹線への導入を目指すという。
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