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ポリエステル加工糸製造の山越、自動車内装材向け強化
2008年03月08日
ポリエステル加工糸製造の山越(石川県かほく市、山中友希社長)は、カーシートをはじめとする自動車内装材向け製品を強化する。糸に抗菌や消臭効果を持つ銀を加えたり、燃えにくい加工を施す。自動車向けの売上高比率を現状の約2割から今後、2―3年間で35%程度まで引き上げる。カーテンなどインテリア向けが主力の収益基盤を強固にする。
同社は光を浴びると殺菌効果が生じる光触媒加工の糸を開発し、レースカーテン向けなどに販売していたが、自動車内装材は光が当たりにくく応用が難しかった。このため、昨年秋から約500万円かけて光触媒の糸に抗菌性の高い酸化銀を混ぜる研究に着手。このほど商品化にめどを付けた。
燃えにくい糸も開発する。繊維製品に防災加工を施す際は後加工で難燃剤を使用することが多く、焼却処分する際にダイオキシンが発生する欠点があった。この解決策として、燃やしても有毒ガスの出ないリン系の難燃剤を糸に練り込む方法に着目。燃えにくさを一般的な糸より4―6割高くした。
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