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因州和紙で自立支援 小規模作業所「ふらりあん」開設

2008年04月27日

 

鳥取市覚寺の米村彰夫さん(55)が障害者の自立を支援する小規模作業所「ふらりあん」を開設した。鳥取県が誇る伝統工芸品、因州和紙を使った独自の商品作りで全国発信を目指す。福祉の世界とは無縁だった米村さんだが、第二の人生は「障害者と一緒に自信を持って楽しくやっていきたい」と意気込んでいる。


 自宅の二階の一室を改装。指導と営業は彰夫さん、商品企画は妻の美恵子さん(53)が担当する。

 「全国に通用する確かなものを」と、いなば和紙協業組合(同市青谷町河原)や職人の協力を得て、マイナスイオンなどを発生する光触媒因州和紙を使ったプチブーケをはじめ、懐紙などをラッピングする作業に取り組んでいる。

 現在、取り扱っている商品は十一点。中でも、ミニタペストリー「いなばの白うさぎ」(八百円)と「八上姫」(千円)は、神話を図柄に張り絵を施したオリジナル商品。同市河原町内の道の駅で販売が決まっており、今後も旅館や土産物店などに売り込む予定だ。

 名前の「ふらりあん」には、誰もがふらりとやってくる庵(いおり)にしたいという願いが込められている。米村さんは「障害のある人もない人も垣根なく自分の役割を見つけてくれたらうれしい」と話していた。

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